안녕하세요~ 『hugryo(はぐりょう)』です。
今回は一般NISAを投資初心者なりに
解剖して記そうと思います。
前回はつみたてNISAについて
書きましたので違いも併せて
見ていきま~す^^
初心者なので現時点で調べて
私が理解できたことを書いています。
この記事は投資を進めるものではありません。
私自身、投資初心者で多くの方と色んな情報交換をしたり
始めようか悩んでおられる方の参考になればと思い
時々、このブログで投資のことや経過を書いています。
この記事は金融庁ホームページにある
「NISA特設サイト」を参考にしています。
一般NISA
2014年1月からスタートした
小額から投資を行う方のための
非課税制度です。
一般NISAの最大のメリットはNISA口座で
購入した金融商品(株式や投資信託)の
配当金、譲渡益などが小額から投資できて
年間最大120万円の範囲を5年間運用でき
その期間は非課税になります。
毎年、120万円ずつ投資を続けていくと
5年目には合計600万円を
投資したことになります。
最初に投資した分は5年目を迎えると
非課税期間の最後の年に当たります。
つまり、毎年投資した額は5年経つと
順に終了していくことになります。
非課税期間が終了した後は保有している
金融商品を翌年の非課税投資枠へ
ロールオーバーすることができます。
ロールオーバーがわからないんだけど…。
じゃあ、ロールオーバーを簡単に
見ていきましょう。
ロールオーバーとは
一般NISAは5年で満了を迎えます。
そのため満了を迎えた商品は
次の対応が必要です。
どれを選択するかはその時の状況で
異なるので今回は割愛します。
さて、ロールオーバーとは
非課税期間が終了した際に保有している
金融商品を翌年の新たな非課税投資枠に
移行(移管)することです。
つまり、翌年の投資枠に乗り換えて
更に5年間非課税期間を延長する制度で
ロールオーバーをすると最大10年間、
非課税で運用できるようになります。
ロールオーバー可能な金額に上限はなく
時価が非課税投資枠を超過している場合も
そのすべてを翌年の非課税投資枠に
移すことができます。
【表1参照】
ロールオーバーのメリット
メリットは一般NISAの上限120万円を
超えた分も非課税になります。
2017年に買った120万円の株が値上がりし
2021年に150万円なった場合。
この時点では30万円の利益が非課税になります。
更にロールオーバーしてトータル200万円になれば
80万円の利益が非課税になります。
もし、一度売ってしまって買いなおしたら
最大の120万円までしか買うことができません。
一般NISAで取引できる商品
一般NISAで取引できるのは株式と投資信託、
国内外の上場株式、ETF、ETN、REIT(不動産投信)
新株予約権付社債(ワラント債)などです。
金融機関によっては取り扱いのない株式や
投信商品があるので買いたい商品が
あるかどうかを確認してから口座を
開設することをおすすめします。
非課税枠の未使用分
年間最大120万円の投資が出来ますが
ある年に120万円満額非課税枠に投資せず
未使用分があっても翌年に繰り越すことはできません。
課税口座に移管した場合
非課税期間が終了した一般NISA口座内で
保有する商品は同金融機関に特定口座が
開設されている場合には
特段の手続きをしなくても
特定口座に移管されます。
そこで気になるのは特定口座に
移管されるとどうなるのかです。
表を見ながら解説します!
非課税期間が終了した時点で
値上がりしているのか値下がりしているのかで
その後の課税口座で保有している金融商品を
売却する際に支払う税金に差が出ます。
金融庁にあった表がわかりやすいので
それを引用して解説します。
【ケース1】値上がりした場合
購入価格120万円で非課税期間が終了する
5年後に150万円に増えていれば
利益が出た30万円には税金はかかりません。
その後、課税口座に移すとき
新しい取得価格は150万円。
このタイミングから表のように
170万円の値上がりし20万円が
課税対象になります。
一方、課税口座に移管してから
表のように110万円に値下がりしたら
利益が出ていないので税金はかかりません。
【ケース2】値下がりした場合
こちらも同じく120万円の購入価格で
非課税期間が終了するタイミングで
値下がりしていた場合、新しい取得額は100万円…。
そしてその後に130万円まで値上がりすると
新しい取得価格の30万円に税金が
かかってしまいます。
最初の取得価格が120万円で130万円に
値上がりすれは利益は10万円ですが
非課税期間終了のタイミングで
新しい取得価格が値下りしてしまうと
多く税金を払うことになる!
これがデメリットですね。
つみたてNISAも同様で非課税期間が
5年なのか20年なのかと言う違いです。
(年間最大投資額も違います)
一般NISAとつみたてNISAの違い
ここからは一般NISAとつみたてNISAの
違いを見ていきましょう。
その前にまず、一般NISAでも
積立NISAでも「NISA口座」は
1人1口座しか持てません。
つまり一般NISAかつみたてNISAか
自分に合ったものを選ぶ必要があります。
私の場合は年間に120万円を投資に回すのが
難しいことと、長期運用でコツコツ積み立てて
利益が銀行の利息より出ていればいいなぁと
つみたてNISAを選びました。
一般NISA | つみたてNISA | |
非課税期間 | 5年 | 20年 |
非課税投資枠 | 120万円 (5年間で計600万円) | 40万円 (20年間で計800万円) |
投資商品 | 国内外の個別株式 投資信託・ETF・REITなど | 金融庁が定めた 投資信託・ETF |
投資方法 | 一括・積立投資 | 積立投資 |
投資可能期間 (現時点) | 2023年 | 2042年 |
メリット | ・年間の非課税投資額が大きい ・好きなタイミングで投資できる | ・自動的に買い付け(積立)で 手間がない ・ドルコスト平均法で 買い付け単価を平準化できる |
デメリット | ・投資商品を選ぶ手間がかかる ・他の口座との損失通算が 出来ない | ・投資できる銘柄が 限られている ・他の口座との損失通算が 出来ない |
ロールオーバーによる 継続保有 | 可 | 不可 |
なるほど!
似てるようで違いがあるのね
自分にあった投資スタイルを
一般NISAもつみたてNISAも
最大のメリットは期間内は非課税!
年齢や資産など、投資スタイルも
変わると思いますので
自分に合った投資を見つけてくださいね♪
私、つみたてNISAとかiDeCoとか
一時期悩んでましたが
いまだに手つけてなくて、、
いまいちわからなくて
銀行の利息と考えるとやる方が
良いのに、わからなさが先にきます( ω-、)
こんばんは。
NISAやiDeCoって結局は投資なので
不安はありますよね。
でも私は貯金の利息があまりにも少なすぎて
がっかりしたのがきっかけで始めました。
興味がおありなら初めてみられるのも
いいかもしれません!
少し面倒ですがネット証券だと手数料や
運用経費が安くておすすめです。
銀行や証券会社の窓口だと手数料と
運用費が高い商品を進められることもあるので
お気を付けくださいね。
また、私でお役に立つことがあるといいのですが…。
コメントありがとうございます^^